年収の壁支援パッケージの活用企業は3割

2024年5月

経済同友会の、会員企業調査の結果です。
これによると、会員企業で政府の「年収の壁」支援強化パッケージを利用(予定含む)しているのは3割程度とのことです。
また、利用企業の「年収の壁」対象労働者のうち”実際に利用する労働者は10%未満”と回答した企業は約7割とのことで、どちらも低い水準となっています。

政府の支援強化パッケージとしては、
 ①キャリアアップ助成金の「社会保険適用時処遇改善コース」
 ②繁忙期に、収入が一時的に上がった場合に引き続き扶養認定が可能となる仕組みづくり
等がありますが、なかなか活用には至っていないようですね。
特に②は、管掌が組合健保の場合、組合の方針にもよるので一概に認定OKとはならない可能性があります。

「年金の壁」の詳細は、こちらをご参照ください。