経営課題で最多は「人材の強化」

2024年5月

日本能率協会の、「企業経営課題に関する調査(2023/11~12)」の結果です。
企業経営者に経営課題・上位3つをきいたところ「人材の強化(採用・育成・多様化への対応)」がトップで48.9%(前年+7.8ポイント、前年トップは「収益率の向上」)とのことです。
これは現在の経営課題だけでなく、5年後の課題としてもトップに挙げられています。

今後日本の人口減少が続く中で、人材の確保・強化は企業にとって大きな経営課題です。
特に採用の難しさについては、現場で苦慮していらっしゃる経営者の方・人事担当者の方は肌で感じていらっしゃるのではないでしょうか。
単に直近の労働力の確保というだけでなく、会社の重要な財産であるノウハウや企業文化・風土の継承という意味でも、継続した採用活動をおこない適正な年齢構成を維持することは重要といえます。